アラインド・データセンター、新型「デルタキューブ」空冷システムを発表

2026-11-03 | news
データセンター向けインフラソリューションを提供するアラインド・データセンター(Aligned Data Centers)が、新世代の空冷システム「デルタキューブ(Delta Cube)」の最新版をリリースしました。同システムは、同社によると従来モデルと比べて約10%のエネルギー効率改善を実現しており、運用コストの削減と環境負荷の低減に大きく寄与することが期待されています。

デルタキューブは、データセンターにおけるサーバー冷却のための空調ソリューションとして設計されており、空冷方式の中でも特に効率的な熱管理を実現する点が特徴です。今回発表された新バージョンは、従来モデルから内部設計の最適化や空気流制御技術が大幅に改良され、冷却効率が向上しています。これによりデータセンターの年間エネルギー消費量を抑制し、CO2排出量削減への貢献も見込まれます。

具体的には、デルタキューブは高性能ファンと最適化された熱交換器を組み合わせることにより、空気の流れを精密に調整し、ホットアイル/コールドアイルの熱交換効率を最大化します。また、機器のモジュール化設計により設置やメンテナンスの柔軟性も向上し、データセンター運用者がニーズに応じて段階的にシステムを拡張できる点もメリットです。

加えて、デルタキューブは環境や使用状況に応じて動的に冷却性能を制御するスマート管理機能を搭載。これにより、必要なタイミングで必要な冷却を供給し、無駄なエネルギー消費を抑制します。このスマートコントロールはIoTプラットフォームと連携可能で、遠隔監視や保守性の向上にも貢献します。

データセンターのエネルギー消費量は全世界的に増加傾向にあり、効率的な冷却技術は持続可能な運用のための重要な要素と位置づけられています。アラインド・データセンターは、デルタキューブの導入によりエネルギー効率と環境性能の両立を目指し、顧客の総所有コスト(TCO)削減と環境負荷軽減を支援していく方針です。

今後も同社は市場のニーズや技術トレンドを反映しつつ、革新的なデータセンター冷却ソリューションの開発・提供に注力するとしています。デルタキューブの最新モデルは、既存顧客はもちろん新規導入を検討するデータセンター事業者にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。

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